本記事では上記のような疑問を解消していきます。
本記事でわかること
・行政書士試験の概要
・行政書士合格までの完全ロードマップ
・行政書士試験合格後のこと
一生のスキルを求めて行政書士のような独立系の資格取得を考えているという人は少なくないのではないでしょうか。
行政書士は独立開業が可能な資格で、業務範囲も幅広く、社会的認知度も高いのでおすすめの資格です。
しかし、行政書士試験に受かるか不安で、どう勉強していいかわからないという人もいるかと思います。
そこで本記事では、これから行政書士を目指す人向けに試験の情報から勉強法、合格後の開業までのロードマップを開設していきます。
行政書士試験とは?
試験概要
受験資格 | 無し |
受験費用 | 7,000円 |
試験日程 | 毎年1回、11月の第2日曜日 午後1時から午後4時まで |
試験内容 | 「行政書士の業務に関し必要な法令等」(出題数46題) 「行政書士の業務に関連する一般知識等」(出題数14題) |
合格点 | 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、122点以上 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、24点以上 行政書士試験全体の得点が、(300点満点中)180点以上 |
行政書士試験は年一回11月に開催されており、受験資格は特にないので誰でも受験できます。
合格点は例年6割で設定されており、他の受験生の出来に関わらず、6割取れれば合格です。
ただし、法令科目と一般知識それぞれに足切りがあり、不得意科目を作ってしまうと総合点では合格ラインでも、足切りとなるので注意しましょう。
試験科目・配点
配点 | |
基礎法学 | 8点 |
憲法 | 28点 |
行政法 | 112点 |
民法 | 76点 |
商法 | 20点 |
一般知識 | 56点 |
上記の通り、行政書士試験は多くの試験科目があり、法律科目だけでなく、一般知識に関しても問われるという特徴があります。
それぞれ足切りがあるので、不得意科目を作らず、まんべんなく対策していくことが求められます。
中でも民法と行政法の配点が大きく、この2科目だけで6割以上を占めていますから、着実に合格するには民法と行政法は得意科目としておきたいところです。
難易度・合格率
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
令和3年度 | 47,870 | 発表待ち | 発表待ち |
令和2年度 | 41,681 | 4,470 | 10.7% |
令和元年度 | 39,821 | 4,571 | 11.5% |
平成30年度 | 39,105 | 4,968 | 12.7% |
平成29年度 | 40,449 | 6,360 | 15.7% |
近年では、行政書士試験の合格率は例年10%程度で推移してます。
合格者数も4000~6000人で推移しており、ある程度この数字で収まるようにしていると考えられます。
「思ったより合格率が低くて、本当に受験していいものか不安」と感じたかもしれませんが、受験資格なしの試験ということで、いろんな層が受験する試験です。
全員が試験範囲を全てしっかり学習した上で受験しているかというとそうでもなく、学習が仕上がった人だけで見たら合格率はもっと上がると思います。
しっかり勉強すれば受かる試験ですので、自信を持って学習を始めましょう。
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行政書士試験合格への完全ロードマップ
本章では、法律初学者の方向けに行政書士試験合格のために必要なことや基本的な勉強法などロードマップを作りました。
本試験までの学習計画を作成する上での参考としてください。
勉強時間の捻出
行政書士試験に受かるために必要な勉強時間は600時間から700時間程度です。
すでに法律を学んでいたり、資格試験の受験経験があったりすれば、もっと少なくてすむかもしれません(400時間以下で受かる方もいます)。
逆に、法律学習自体が始めてで、苦手な場合はもっとかかる可能性がありますから、できれば800時間以上の勉強時間は確保しておいたほうが、余裕を持った勉強計画で本試験に臨めるのではないかと思います。
いずれにしても、平日や土日祝日にどれくらいの勉強時間を割けるか検討し、本試験までにどれくらいの勉強時間を割けることができるのかを把握することが大事です。
そうすることで本試験までの学習計画を練りやすくなります。
なお、独学だと参考書選びや調べもので余計に時間がかかる可能性があるので、行政書士通信講座の受講によって勉強時間を少なくするということも検討してみましょう。
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学習計画を立てる
インプット期間 | テキストの熟読 試験範囲の把握 |
2ヵ月~3ヵ月 |
アウトプット期間 | 一問一答問題集・過去問集を解く わからない点をテキストで復習 |
2ヵ月~3ヵ月 |
実力完成期間 | 模試を受ける 苦手分野の把握と対策 過去問も引き続き解く |
2ヵ月~3ヵ月 |
直前対策期間 | 総復習をする(まとめ本活用) 法改正対策 |
2ヵ月~3ヵ月 |
必要な勉強時間や、本試験までに捻出できる学習時間を把握できたら、上記のように本試験までの学習計画を立てます。
最初はテキストをとにかく読み進めて試験の全体像を把握することが大事です。
わからない点や不明点が多々あるかと思いますが、勉強していくうちに理解することも多いので、立ち止まらないようにしましょう。
テキストを何回か読んだら一問一答や過去問集で問題を解くことで理解が進みます。インプットに時間をかけすぎず、アウトプットには速やかに移行したほうが効率的です。
過去問が8~9割以上解けるようになったら模試なども受けていってよいと思います。苦手な論点などをしっかり復習したり、まとめておいたりすると後々楽です。
直前期になったら新しい知識を多く入れることはせず、復習に集中しましょう。
行政書士試験は試験範囲が広いので、総復習するとなるとかなり時間がかかります。
この時、まとめ本などを活用して、全範囲を短い時間でチェックできるようにしておくと、本試験時に知識の漏れが少なくて済みます。
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目標得点の設定
科目 | 目標得点 |
基礎法学 | 2問中1問(4点) |
憲法 | 5問中3問(12点) |
行政法 | 19問中15問(60点) |
民法 | 9問中6問(24点) |
商法 | 5問中2問(8点) |
記述 | 60点中30点 |
多肢選択 | 24点中18点 |
一般知識 | 14問中8問(32点) |
合計 | 188点 |
私自身は行政書士試験の目標得点は上記のように設定していました。
「合格点が6割なので難しくないのでは?」と思うかもしれませんが、実際勉強をしてみるとその6割を取るのが結構難しいことがわかります。
どの科目も満点取るのは難しく、まんべんなく勉強しておかないと合格ラインを超えるのは難しいです。
まずは苦手科目を作らず、どの科目でもある程度得点できるような実力を養成することが大事です。
その上で自分の場合は、配点の比重が大きい民法と行政法で、択一では民法と行政法で20問以上は取れるように勉強していました。
民法と行政法でしっかり点を取れるようにしておけば、他の科目で多少こけても合格ラインに達する可能性は高くなります。
着実に合格したいという人は民法と行政法を本試験までに得意科目としておきましょう。
テキストを読む
行政書士試験の学習の第一歩はテキスト選びです。
法律の学習は専門用語が多く、日常生活でなじみのない論点ばかりなので、理解重視で進めるなら解説が丁寧なテキストを選ぶようにしましょう。
具体的には、条文の制度趣旨や判例の判旨などを詳しく説明しているようなテキストがおすすめです。
また、理解・暗記補助のため図表が多いテキストも覚えやすいと思います。
テキストを選んだら最低2回~3回は読みたいところです。
ここでわからない点があっても、深く考えこまず、試験範囲を一通り勉強することでわかることもあるので、どんどん先へ進みましょう。
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問題集を解く
行政書士試験は考えさせるような問題が多いので、テキストを読んで暗記するだけではなく、問題演習を重ねることが大事です。
また、試験範囲も膨大であるため、網羅性の高い問題集を買うようにしましょう。
ただ、基礎が固まらないうちに、いきなり分厚い問題集を買っても消化できない可能性が高いです。
最初はページ数が少なく、問題文も短めな一問一答問題集の購入をおすすめします。
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判例は理解重視
行政書士試験は判例問題が多く出題されます。
憲法・民法・行政法それぞれで出題されるので、落とせない部分です。
同じような判例が毎年出題されますが、形を変えて出題されるので、基礎論点と言えど、しっかり理解していないと間違えてしまいます。
判例は結論だけ覚えるのではなく、事例や判旨、理由付けなども合わせてしっかり読み込んでおきましょう。
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過去問を完璧にする
行政書士試験攻略の鍵は過去問を完璧にすることです。
過去問だけで必ず合格するわけではないですが、過去問から同様の論点が多く出題されるので、過去問をしっかりやっておけばボーダーライン付近は安定して得点できるようになるはずです。
市販されている過去問集はいろいろとあり、分量や解説も様々なので、しっかり比較検討した上で選ぶようにしましょう。
個人的なおすすめとしては、昭和からの過去問(30年分以上)とオリジナル問題を掲載していて、過去問集として一番ボリュームがある合格革命シリーズ「肢別過去問集」です。
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模試を受ける
テキストを読んで基礎が固まり、過去問もある程度完璧にしたら模試を受けて実力を確認しましょう。
夏ぐらいから各予備校にて模試を実施してますので、力試しに受けることをおすすめします。
模試を受けて自分の弱点をチェックし、本試験までに克服することが大事です。
会場で模試を受けることが難しい場合は、市販模試を買って、自宅で本番を想定して時間を決めて解いてみましょう。
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【行政書士試験】科目別攻略
基礎法学
基礎法学は毎年2問出題されます。
出題数は少ないながら、難問も出題される年度もあり、満点を取るのは容易ではなく、地味に対策が難しい科目です。
費用対効果が良くないので、あまり深入りしないのが大事です。
基本的にはテキスト・過去問を中心に勉強するだけでよいでしょう。
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憲法
憲法は毎年択一で5問出題され、多肢選択式でも問われる科目です。
試験に出る条文や判例は限られており、ある程度勉強すれば3問程度取れるようになるので、しっかり勉強したいところです。
ただ、毎年難問が1問以上出る傾向にあるので、満点を取るのは難しいと思います。
判例問題は深い理解が必要となります。合憲か違憲かといった結論だけ丸暗記するのではなく、判例の判旨などもしっかり読み込む学習を心掛けましょう。
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民法
民法は毎年択一で9問出題され、記述でも40点分の配点があり、落とせない科目です。
丸暗記では対応しにくく、条文に関してしっかり理解した上で暗記しないと得点することは難しいと思います。
条文の制度趣旨を理解しつつ暗記していくことが大事です。
記述問題対策のことも考えると、条文の読み込みもしておくようにしましょう。
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行政法
行政法は行政書士試験において最も配点の大きい科目となっており、得意科目としたいところです。
出題される条文や判例はある程度限られていることもあり、過去問をしっかり学習すれば合格ラインは超えやすい科目でもあります。
問題では条文を問うものが多いので、条文をしっかり読み込み、正確な記憶を心がけましょう。
ただ、地方自治法に関しては条文数が多く、未出の論点が出やすいです。地方自治法で満点は難しいですが、かといって捨てるのも厳しいので、手を広げ過ぎず、過去問中心の勉強をおすすめします。
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商法
商法は毎年5問出題され、商法が1問、会社法が4問で構成されてます。
目標としては、商法で1問、会社法で1問の2問ですが、商法・会社法の条文はかなり多く、着実に得点するのは難しいです。
しっかり勉強しようと思ったらいくら時間があっても足りないので、頻出分野を押さえ、過去問中心の勉強ですませましょう。
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一般知識
一般知識も毎年傾向が変わりやすく、対策が立てづらい科目です。
文章理解で2問~3問をしっかり取りつつ、比較的出題実績のある個人情報保護・情報通信分野で得点し、あとは他の問題を数問拾う、といった形で足切りを免れるのが現実的です。
文章理解は毎年出題され、確実に得点したいところです。
私の場合、文章理解は苦手で解くのに時間もかかっていましたので、文章理解については公務員試験対策本を別途買って、解法を学びました。
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記述
記述問題は1問20点で、民法が2問、行政法が1問出題されます。
合計で60点の配点となっており、捨てることができない問題ですから、しっかり対策をしていく必要があります。
とはいえ、毎年過去にはない論点が出題される傾向にあり、六法も参照できないため、高得点を取るのは難しいです。
相性のいい問題が出れば高得点を取れる可能性はありますが、現実的には難しいので、30点程度を取りに行く勉強をおすすめします。
完答を目指しつつも、部分点をしっかり取れるよう条文上の重要キーワードを正確に記憶しておくことが大事です。
択一の問題演習だけだと、いざ記述問題を解こうとしてもなかなか筆が進みません。
過去問演習が終わった後くらいに、別途記述対策本にて記述の勉強しましょう。
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行政書士は独学 or 通信講座受講どちらがいい?
市販対策本は充実しており、テキストや過去問集、市販模試、その他整理本などをうまく利用すれば合格ラインには達します。
ただ、独学だと理解が不十分であったり、疑問点を解消できなかったりして、基礎がなかなか身に付かないという人もいるでしょう。
本章では、行政書士試験を独学か通信講座のどちらでいくべきか検討していきます。
独学でもいいケース
行政書士試験の学習を独学で進めていいケースは以下の通りです。
独学でいいケース
・勉強を習慣化できる
・法律の学習経験がある
・資格勉強に慣れている
・本試験まで時間がある
・1人でコツコツ勉強できる
上記の通り、独学に向いている人やケースを挙げましたが、やはり勉強慣れしているかどうかが重要だと思います。
行政書士試験は半年から1年くらいの勉強期間を要するので、長丁場となります。
長期間に渡り、自制心を持って毎日勉強を継続できるかよく検討したほうがよいです。
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通信講座を受講したほうがいいケース
逆に通信講座を受講したほうがいいのは以下のようなケースです。
通信講座を受講したほうがいいケース
・法律の学習経験がない
・資格勉強自体が未経験
・本試験まで時間がない
・自力で勉強の継続が難しい
1人で勉強を継続するのが難しく、資格試験自体慣れてないという人は通信講座の受講を検討したほうがよいです。
また、独学でやっていけるという人でも、本試験まで時間がない場合は、勉強時間の短縮目的で通信講座を受けるのもおすすめです。
通信講座なら教材選びに迷っている時間を省けます。
また、スタディングのようにスマホやタブレットなどオンラインで学習を完結できる講座もあるので、外出先や通勤時間などで勉強できます。
行政書士通信講座の受講も検討する
大手の予備校だと20万程度かかりますが、通信講座なら10万以下が多く、5万以下のところもあります。
5万程度なら、独学でもあれこれ教材を試しているうちにかかることもあります。
教材選びに迷い、独学で非効率的な学習をするくらいなら、最初から通信講座を受講するというのも検討してみましょう。
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行政書士試験合格後について
本章では、行政書士試験合格後の就職転職や独立開業について書いていきます。
就職転職はできる?
行政書士自体は基本的に独立開業型の資格なので、就職転職向けの資格とは言えません。
行政書士事務所など士業の事務所では行政書士有資格者を応募しているところが少ないながらありますので、行政書士資格を活かして社員として働きたいなら求人をチェックしてみましょう。
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独立開業の方法
行政書士として開業するには、行政書士会に入会しなければなりません。
行政書士の登録時には、各種登録に必要な書類を用意します。
事務所を設置し、入会費用の支払いなども必要となり、それなりの準備や費用がかかります。
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開業にはいくらかかる?
一般的に、行政書士開業では入会費用の支払い等で最低20万から30万はかかります。
事務所の賃貸料や備品、家具等なども考慮するともっとかかるでしょう。
開業後も営業活動をする必要がありますから開業費用は余裕を持って確保しておくことが大事です。
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会社員をしながら活動可能?
行政書士を副業として取り組まれている方はいるかと思いますが、役所を行き来する仕事が多いので、平日働いている会社員が本業と両立するのは難しい部分があります。
ですので、副業をする場合はなるべく週末だけでの稼働でできる仕事中心となるでしょう。
本業があれば収入を得ながら行政書士として経験を積めるので、リスクヘッジともなります。
行政書士を本業としていいという段階になったら副業から本業へするというのもアリです。
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資格を活かしてできる副業
ここでは、行政書士を取得後に開業や転職いずれも考えていない場合の活用法を紹介していきます。
Webライター
Webライターとはクライアントの依頼に基づき、記事執筆を行う仕事で、主にクラウドソーシングサイト(クラウドワークスやランサーズ)で案件を受注できます。
行政書士向けのWebライター案件としては法律問題をテーマとしたもので、例えば、相続や補助金などはよくあります。
Webライターなら行政書士登録は必要なく、在宅でできるため本業とも両立しやすいです。
もちろん、行政書士登録後においても、ライター業を業務の1つとしてもよいでしょう。
Webライターの始め方については下記の記事をぜひ合わせてご覧ください。
⇒関連記事:エムツーブログ「Webライターの始め方を完全未経験向けに全解説!【簡単5ステップ】」
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ブログ
行政書士の試験勉強や開業後の実務などについてブログで情報発信し、収入を得るという方法もあります。
例えばGoogleアドセンスの場合、広告をブログに貼り、広告がクリックされれば〇〇円の報酬が発生するといった形です(平均1クリック20円~30円ほど)。
すぐに大きな収益を上げるのは難しいですが、ブログ開設の初期費用は数千円ほど、開設後も月額1,000円ほどなので、コストはあまりかかりません。
集客にも使えますからブログ自体で収益を得られなくとも、顧客獲得に役立ちます。
また、ブログを通して記事執筆依頼が来ることもあります(筆者も実際ありました)。
行政書士で開業するしないに関わらず、ブログ開設は大変おすすめです。
ブログの始め方については下記の記事をぜひ合わせてご覧ください。
⇒関連記事:エムツーブログ「ブログの始め方を0から徹底解説!【完全初心者向け】」
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【行政書士向け】ブログの始め方・メリットを徹底解説【簡単10分で開設】
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まとめ
いかがでしょうか。
行政書士試験は独立ができる資格なので、会社を辞めても働きたくて、一生のスキルを身につけたいという人にはおすすめです。
難易度はそれなり高く、合格率も低くなってますから長期的な勉強計画を立てて本試験に臨むことが大事です。
独学でも合格できますが、法律資格の勉強に慣れていない場合は、通信講座の受講も検討するようにしましょう。