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行政書士憲法の勉強法を解説!条文・判例への理解を深めよう!

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「行政書士の憲法を効率よく得点できるよう勉強法を知りたい」

「憲法に対して苦手意識がある」

行政書士の憲法の勉強法をどう確立するべきか悩んでいる人は少なくないのではないでしょうか。

条文の正確な暗記は難しく、判例問題が多いこともあって、生半可な学習だとケアレスミスを連発してしまう科目でもあります。

配点としては民法や行政法と比べて大きくはないですが、ある程度は得点しておかないと合格可能性を下げてしまうので、しっかり対策しておきたいところです。

そこで本記事では、行政書士憲法の勉強法について詳しく説明していきたいと思います。

行政書士試験における憲法とは?

行政書士試験における憲法は択一・多肢選択にて出題されます。

配点にすると択一は5問(20点)、多肢選択は8点分あり、多くも少なくもないといった感じです。

条文数は多くないですが正確な暗記が求められ、判例も結論だけ覚えていても間違えてしまうことが多く、生半可な学習では得点は安定しないでしょう。

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行政書士憲法の基本的な勉強計画

本章では、行政書士憲法の基本的な勉強計画について説明していきます。

テキストを読む

まずテキストを読み、憲法条文の趣旨や判例の事例・判旨などを読んでいきましょう。

テキストは要点や結論だけでなく、解説や図表などが豊富なものを選んだほうが理解がしやすく、長い目で見ると学習はスムーズに進みます。

テキストは問題集や模試を解いていてわからない点や不明点があった時に繰り返し読む癖をつけましょう。

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過去問を解く

テキストを何回か読んだら早速を過去問を解きましょう。

憲法自体は条文や判例は限られているので、過去問をしっかり解くだけでも対応可能です。

過去問がしっかり解けるようになれば択一だと3問は安定して取れるようになると思います。

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条文を繰り返し読む

憲法において条文の把握は基本です。

民法や行政法に比べて条文数は少ないので、しっかり読み込んで暗記できれば条文に関する問題は自信を持って答えることができます。

条文問題は正確に暗記できていれば即答できる場合が多いのでぜひ得点源にしましょう。

行政書士試験における憲法の勉強法・コツ

本章では、行政書士試験における憲法の勉強法・コツについて説明していきます。

過去問を中心に学習

行政書士の憲法は基本的に過去問中心の勉強で問題ありません。

過去問中心の勉強でも択一では3~4問は安定して取れると思います。

重要論点は形を変えて繰り返し出題されてますので、過去問演習を通して、本試験での問われ方を把握しておきましょう。

自分の場合は、昭和からの問題を収録している合格革命シリーズの「肢別過去問集」を使っていました。

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満点を狙わない

条文数は少なく、判例もある程度限られているとはいえ、民法や行政法、商法などもあり、本格的に勉強となるとかなり大変です。

行政書士の憲法は満点を狙っても難しく、毎年1問は対策が難しい難問が出題されます。

満点を狙って、司法試験や司法書士のテキスト・問題集に手を出したりするのはやめましょう。

判例は理解重視で覚える

行政書士の憲法では判例問題が毎年出題されますが、結論だけ覚えていても解けないケースが多いです。

例えば、ある判例が合憲か違憲かという点は合っていても、その理由付けや判旨、事例が微妙に異なっていて、ケアレスミスを誘うといった形です。

そうしたひっかけで失点しないためにも、判例は事例から判旨、理由付け、結論などトータルで理解するようにしましょう。

ただ、市販のテキストだと判例の解説はスペースな理由で不十分であることが多いかと思います。

判例に関して苦手意識がある人は別途行政書士向けの判例集の利用を検討してみましょう。

判例集では、判例の元となった事例を詳細に紹介した上で、判旨や理由付けなどを解説してくれるので、判例への理解がかなり進みます。

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統治分野は条文を読み込む

統治分野は条文そのままに出題されることが多く、比較的対策がしやすい分野です。

条文を正確に暗記していれば答えられるので、日頃から定期的に条文を読んでおきましょう。

内閣法や国会法の条文も問題文に出して混同を狙われる可能性もありますが、憲法条文をしっかり暗記していれば、ひっかけでミスする可能性も減るはずです。

公務員試験の過去問もおすすめ

公務員試験の過去問は行政書士の憲法と難易度や出題範囲が似ているので、問題演習の手段としておすすめです。

行政書士の過去問を何度も解いていると回答を覚えていて、作業になってしまうこともありますから普段とは違った問題を解いてみるという意味で公務員試験の過去問も検討してみましょう。

行政書士試験ではまだ出題されてない比較的新しい判例に関する問題もチェックできることがあるというメリットもあります。

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憲法の独学が難しい場合は通信講座受講もおすすめ

行政書士試験の憲法は配点こそ大きくないものの、たいていの受験生はしっかり勉強してくる分野ですし、落とせない科目です。

憲法が理解できないと行政法や民法などの学習もスムーズにいかない部分もありますから憲法はしっかり習得することが大事です。

もし、憲法に苦手意識があり、得点も不安定という場合は、通信講座受講もおすすめです。

通信講座なら市販のテキストでは解説が足りない論点を詳しく講義してくれますし、わからないことがあったら質問もできます。

憲法に限らず行政書士試験の独学に限界を感じたら試験に間に合わせるためにも早い段階で通信講座の受講を検討しましょう。

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【まとめ】憲法は条文・判例への理解重視の学習を心掛けよう!

行政書士試験の憲法は配点自体はそれほど多くなく、ある程度勉強すれば得点できるようになりますが、毎回高得点を安定させるとなると意外に難しい科目でもあります。

出題されやすい条文や判例は限られているからこそ深い理解が求められる科目です。

憲法をうまく暗記できない、得点が安定しないという人は理解重視の学習を心掛けましょう。

  • この記事を書いた人

エムツー

法律完全初学者から行政書士試験に一発合格後行政書士事務所を開業(宮城県行政書士会所属) | 行政書士の試験勉強・開業・業務等の情報を発信 | 仕事・執筆・相互リンク等に関する各種ご相談はお気軽にお問い合わせください ※本サイトはPRを含みます | ⇒運営者情報

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