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行政書士は「合格革命 肢別過去問集」だけで受かる?使い方を解説!

悩む人
行政書士試験の肢別過去問集が気になっている。肢別だけで受かるのかな?過去問中心の勉強でいいのか知りたい。

本記事では上記のような疑問を解消していきます。

本記事でわかること

・行政書士試験「合格革命 肢別過去問集」とは?
・肢別過去問集のメリットとデメリット
・肢別過去問集で受かるための使い方
・肢別過去問集の口コミや評判

行政書士試験「合格革命 肢別過去問集」はいろんなところで勧められることが多く、利用を検討している人は多いのではないでしょうか。

効率的に合格レベルに達するため、過去問中心の勉強をするつもりの人も多いでしょう。

実際、私も肢別過去問集で学習し、1回で受かることができました。ただ、肢別だけやっていれば受かると安易に思っていると本試験で失敗する可能性もあります。

そこで本記事では、肢別過去問集のメリットやデメリット、受かるための使い方について詳しく解説していきます。

「合格革命 行政書士 肢別過去問集」とは?

 

出版元 早稲田経営出版
価格 4,180円
掲載過去問 昭和63年から令和3年までの過去問
オリジナル問題も収録
ページ数 944ページ
問題形式 一問一答形式

「合格革命 行政書士 肢別過去問集」とは、早稲田経営出版が出している「合格革命」シリーズの過去問集にあたります。

早稲田経営出版はTAC出版と同じグループであるということもあり、本の中身は信頼性があります(誤植には注意)。

上記の通り、昭和63年から令和3年までの過去問を掲載していて問題数が多く、これ一冊をこなすだけでもかなりの力がつくでしょう。

実際、肢別過去問集を勧めている合格者は多いです。

とにかく網羅性のある問題集となっているので、これ一冊でも合格ライン付近に達しやすく、学習初期から直前期まで重宝します。

同じ合格革命シリーズの「基本テキスト」と合わせて利用すればより学習しやすいでしょう。

「合格革命 行政書士 基本テキスト」の評判は?徹底レビューしました!

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行政書士試験は肢別過去問集だけで受かる?


本章では、行政書士試験は肢別過去問集だけで受かるのかについて見解を述べていきます。

【結論】肢別だけでは難しいが勝負できるレベルには達する

肢別過去問集だけで行政書士試験に合格できるとまでは言えませんが、勝負できるレベルには達します。運がよければ受かりますし、悪ければ落ちると思います。

行政書士試験自体は試験範囲が広く、毎年未出の論点が出題されており、過去問だけでは対応できない問題も多いからです。

とはいえ、過去出題実績のある論点からも多く出題されており、それらを確実に正答すれば、合格ライン付近にいけます。

また、年度によって過去問中心に出題される時もあれば、過去問にはない未出の論点が多めの時もあるでしょう。

つまり、過去問中心の勉強で受かりやすい年もあれば、受かりにくい年もあるというのが実際のところと考えてます。

肢別だけではなく周辺知識も押さえた学習をする

肢別だけに依存した学習をしていると、少しでも過去問と傾向が異なる問題が出た時に対応できません。

まず、過去問演習時は正答できたかどうかだけでなく、解説もしっかり読んで周辺知識も覚えていきます。

肢別にもオリジナル問題があるため、過去問にない重要論点の学習もできますが、それ以外にもテキストを熟読する、模試や予想問題を解く、といったこともしていくことをおすすめします。

なるべく1回での合格を目指すなら、過去問を重視しつつも、未出の重要論点である周辺知識もきちんと拾えるような勉強を普段から心掛けましょう。

「合格革命 行政書士 肢別過去問集」のメリット


本章では、「合格革命 行政書士 肢別過去問集」のメリットについて書いていきます。

過去問としてボリュームがある

肢別過去問集は、昭和62年からから前年度までの過去問を収録しており、過去問集としてはトップクラスのボリュームです。

他の過去問集は5年分や10年分、重要過去問だけの収録となってますが、肢別過去問集は30年分以上の過去問を余すことなく収録してます。

行政書士試験は試験範囲が広いので、直近の過去問だけでは網羅できませんが、肢別過去問集なら基本論点を一通りアウトプットできるというメリットがあります。

オリジナル問題も収録している

肢別過去問集_オリジナル問題
肢別過去問集は過去問だけではなく、オリジナル問題も収録しており、予想問題集としても多少使えます。

過去問には出題されていないが、押さえておくべき基本論点は少なくなく、普通に過去問だけをしているとケアしきれない論点もあります。

テキストをしっかり読むことでも基礎は固まりますが、問題を解かないとなかなか身に付かないという人も多いでしょう。

肢別過去問集なら未出の論点も着実につぶせるため、別途問題集を買うことなく、重要論点を網羅できます。


一問一答なので論点をつぶしやすい

肢別過去問集は一問一答形式で、分野別に問題を掲載しているので、1つ1つの論点を着実につぶすことができます。

本試験は5肢択一ですが、この形式だと全ての選択肢を検討しないまま正答にたどりつくこともあるので、学習しない論点が発生する可能性があります。

問題の正解に直接関係ない選択肢であっても、いずれまた本試験に出題されることも考えられますから、しっかり勉強しておきたいところです。

苦手な分野をしっかり克服するという意味でも、一問一答形式のほうが学習上メリハリがきくと思います。

利用者が多く情報が多い

肢別過去問集は多くの受験生や合格者が利用する問題集となっており、ネット上にも口コミは多いです。

どういう使い方をして、何回復習したか、など具体的な情報を得やすくなってます。

情報があまりないと「この問題集を使っていて大丈夫かな?」と不安になるものです。

不安になると教材をあれこれ変えてしまい、学習効果が薄れ、最悪本試験までに仕上がらないリスクも出てきます。

肢別過去問集は多くの合格者が使ったということで、安心感を得られますし、最後までこれを使おうという気になれるのはメリットです。

「合格革命 行政書士 肢別過去問集」のデメリット

本章では、「合格革命 行政書士 肢別過去問集」のデメリットについて書いていきます。

消化しきれない可能性がある

肢別過去問集はボリュームがあるということをメリットとしてお伝えしましたが、ボリュームがあることで消化しきれない可能性もあります。

ある程度スケジュール的に余裕を持って学習を始めないと中途半端な仕上がりとなってしまうかもしれません。

また、学習初期だとボリュームの多さに圧倒され、思ったように進まないこともあるでしょう。

ですので、テキストをしっかり読んで他の初学者向けの問題集をこなし、スケジュール的に余裕ある状態で利用することをおすすめします。

個人的には、同じ合格革命シリーズの「出るとこ千問ノック」など一問一答集を一通りこなして基礎を固めてから、「肢別過去問集」へ移行するのがスムーズと考えてます。

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5肢択一形式に慣れることができない

肢別過去問集は一問一答形式で、本試験のような5肢択一形式ではないため、本試験の問題形式に慣れることができないというデメリットがあります。

実際の試験では、5肢択一の中から正答を絞っていくという現場思考も大事で、一問一答形式だけでアウトプットしていると、そうしたプロセスを学べません。

本試験の問題形式に慣れるためにも、模試などをしっかり受けるようにしておきましょう。

誤植が多い?

調査すると肢別過去問集には誤植が多いという口コミがありました。

法改正などの影響もあったのかもしれませんが、誤植が多いと間違った知識のまま覚えてしまうなどリスクが大きいです。

公式サイトに正誤表のページがあるので必ずチェックするようにしましょう。

⇒TAC出版の公式にて正誤表をチェック

「合格革命 行政書士 肢別過去問集」の使い方


本章では、「合格革命 行政書士 肢別過去問集」の使い方について詳しく説明していきます。

何回も繰り返す

肢別過去問集は完璧になるまでとにかく何回も繰り返したほうがよいです。

「全く同じ過去問は出ないから繰り返しても意味ない」と思うかもしれませんが、過去問は出題される可能性の高い論点を効率的に学習できるので、合格に直結します。

具体的には、少なくとも5回以上、できれば10回以上繰り返すことをおすすめします。

自分の場合は、10回以上繰り返して1発で合格できました。

人によって本試験まで費やせる勉強時間にも限りがあると思いますので、民法と行政法だけは多めに回転させるといったようにメリハリをきかせるのもアリです。

理解度に応じてチェックする

行政書士_肢別過去問集_使い方
肢別過去問集の問題を解く際は、正解できたかだけでは駄目で、きちんと理解した上での正解なのかというのも大事です。

正解できたかどうかのチェックだけだと、いつのまにか丸暗記の勉強となってしまい、実力は伸びていきません。

具体的には、以下のように問題をチェックしていくことをおすすめします。

問題のチェック方法

〇:正解して、理由や周辺知識も言える
△:正解したが、理由や周辺知識は言えない
×:不正解

回転させることだけでなく、理解度を重視し、質の高い学習を心がけましょう。

情報を一元化していく

行政書士_肢別過去問集_テキスト参照ページ
肢別過去問集はあくまで問題集であるため、解説は必要最小限なものとなっており、より理解を深めるには他の参考書を読む必要があります。

その時、何の参考書のどのページを見たらいいのかわからない、というのでは時間がもったいないです。

肢別過去問集には、上記の通り、同じ合格革命シリーズのテキストの参照ページも記載されているため、テキストと肢別過去問集を行ったり来たりしやすくなってます。

もし、他のシリーズのテキストやその他参考書を使っているような場合は、肢別の解説欄にそのページなどを書き込んでおくと、必要な情報へすぐアクセス可能です。

問題を解いている時にその情報自体を思い出すことができれば理解がより一層進みます。

インプットとアウトプットを効率的に行えるように情報を一元化していきましょう。

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「合格革命 行政書士 肢別過去問集」と他の過去問集との比較

「合格革命 行政書士 肢別過去問集」と他の過去問集とを比較してみました。

出題形式 収録問題 問題数 分冊 Kindle版
合格革命 行政書士 肢別過去問集 一問一答 過去問(昭和63年~令和3年から厳選)
+オリジナル問題
約2,400肢 不可 無し
合格革命 行政書士 一問一答式 出るとこ千問ノック 一問一答 オリジナル問題 約1,000肢 不可 無し
合格革命 行政書士 基本問題集 5肢択一 過去問+オリジナル問題 約350問 不可 無し
みんなが欲しかった! 行政書士の5年過去問題集 5肢択一 過去問(5年分) 約300問 可能 無し
みんなが欲しかった!行政書士の問題集 5肢択一 過去問+オリジナル問題 約300問 不可 無し
みんなが欲しかった! 行政書士の肢別問題集 一問一答 過去問(10年分) 約1,500肢 不可 無し
行政書士 合格のトリセツ 基本問題集 5肢択一 過去問+オリジナル問題 約250問 不可 有り
出る順行政書士ウォーク問過去問題集
(1巻「法令編」・2巻「一般知識編」)
5肢択一 過去問(10年分) 約600問 可能 有り
うかる!行政書士 総合問題集 5肢択一 過去問+オリジナル問題 約300問 不可 無し

上記の通り、本書は他の過去問集と比べて、ボリュームがあり、オリジナル問題も掲載しているという点で、非常にバランスが良い方です。

本書以上にボリュームがあるのは「出る順行政書士 ウォーク問 過去問題集」くらいでしょうか。

ただ、前述の通り、ボリュームが多すぎて消化しきれない可能性もあるので、多いなと感じる場合は、同じシリーズの「合格革命 行政書士 基本問題集」「みんなが欲しかった!行政書士の問題集」「うかる!行政書士 総合問題集」あたりが過去問とオリジナル問題で構成されていておすすめです。

本のサイズという点では、本書はB6サイズでコンパクトな方ですが、もっと持ち運びしやすいのが良いという場合は、Kindle版のある「出る順行政書士 ウォーク問 過去問題集」や「行政書士 合格のトリセツ 基本問題集」もチェックしてみることをおすすめします。

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「合格革命 行政書士 肢別過去問集」に関する口コミ・評判

「合格革命 行政書士 肢別過去問集」に関する口コミ・評判をまとめてみました。

肢別過去問集を中心に勉強して見事合格された声がいくつか見受けられました。

一方で、否定的な意見もあります。

肢別過去問集を通して力がつくことは間違いないと思いますが、過度に依存した学習だと、本試験が傾向に変化があったり、難化したりした場合に対応できないのかもしれません。

肢別過去問集中心の学習をするにしても、未出の重要論点や最新判例なども地道につぶしていく作業が大事だと思います。


「合格革命 行政書士 肢別過去問集」での学習に限界を感じたら

「合格革命 行政書士 肢別過去問集」はかなりボリュームがあり、しっかり学習すれば独学の人でも十分合格できる可能性はあります。

とはいえ、近年の行政書士試験は過去問だけの学習では合格が難しくなっている傾向もあり、本書だけで確実に受かるかというと厳しいものがあると思います。

また、独学だと理解がしっかりできなかったり、解法が身に付かなかったりして、勉強時間は十分なのに得点力が上がっていかないケースもあるでしょう。

実際の口コミでも、本書を使って受かった人もいる中で、受からなかった人も多いです。

独学でかなり勉強をしたのに合格ラインになかなか達しないという方は行政書士通信講座の受講もおすすめです。

行政書士通信講座なら過去問演習の講義を通じて、合格に必要な知識や解法をしっかり身につけることができます。

5万円程度から受講できる格安の行政書士通信講座も増えてます。下記の記事にておすすめの講座をまとめてますのでぜひ合わせてご覧ください。

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まとめ

今回は「合格革命 行政書士 肢別過去問集」のメリットやデメリット、使い方について紹介させていただきました。

ポイントは以下の通りです。

本記事のポイント

・過去問集として十分なボリュームがある
・オリジナル問題もあり予想問題としても使える
・一問一答形式なので論点をしっかりつぶせる
・肢別を使って合格した人の声は多い
・本試験までに何回も繰り返し完璧にする
・〇△×のチェックで理解度重視の学習をする

肢別過去問集はとにかく圧倒的な量があるので、過去問中心の勉強で最短距離で合格を目指したいという人におすすめです。

どこまで学習したらいいかわからないという独学の人にとっても、ここまでやれば合格ラインに近づけるという安心感も得られます。

行政書士試験の合格を目指す上で、核となる問題集が欲しいという人はぜひ肢別過去問集をチェックしてみてください。

※これから行政書士試験の勉強を始めるという人は下記の記事からぜひご覧ください。

行政書士に合格するための完全ロードマップ【法律初学者向け】

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  • この記事を書いた人

エムツー

法律完全初学者から行政書士試験に一発合格後行政書士事務所を開業(宮城県行政書士会所属) | 行政書士の試験勉強・開業・業務等の情報を発信 | 仕事・執筆・相互リンク等に関する各種ご相談はお気軽にお問い合わせください | ⇒運営者情報

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