本記事では上記のような疑問を解消していきます。
本記事でわかること
・人気行政書士通信講座の安い順ランキング
・おすすめの安い行政書士通信講座ランキング
・安い行政書士通信講座の比較
近年では、10万以下でも入門講義と過去問講義そして直前対策がセットになっているところもあり、安く行政書士の学習ができるようになりました。
とはいえ、安いからといって受講しても、カリキュラムが自分に合わず合格できなかったら意味がありません。
受講料を払ってから後悔しないためにも事前にしっかり講座内容やカリキュラム、サポート体制をチェックして選びたいところです。
そこでこの記事では、行政書士試験に完全初学者の状態から1年で合格した筆者が、おすすめの安い行政書士通信講座を厳選し、それぞれ比較検討しながら詳しく紹介していきます。
おすすめの安い行政書士通信講座ランキング
おすすめの安い行政書士通信講座はフォーサイト・クレアール・スタディング・アガルート・ユーキャンの5つです。
いずれも、安いながら数字で明確に公表されている合格実績があって信頼できること、教材や講義、サポート体制などのクオリティーが高いこと、ネットの口コミにて受講生から好評を得ていることがわかる、といった理由から厳選しました。
講座を項目別にまとめて比較し、ランキング順にすると以下の通りです。
受講料 | 合格率・合格実績 | 教材 | 講義 | サポート | 返金制度 | |
アガルート | 〇 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
フォーサイト | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ |
スタディング | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ |
クレアール |
◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ユーキャン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
行政書士講座ランキング1位にしたアガルートは、業界トップクラスの合格率、網羅性の高い教材、人気と実力を兼ねそろえた講師陣、講師に直接質問できるサポート体制など、全てにおいてクオリティーが高くておすすめです。
受講料はやや高いですが、合格時に「全額返金」or「合格お祝い金(Amazonギフト5万円分)」の制度もあるので、うまく利用すれば安く受講できます。
ランキング2位のフォーサイトは、初学者でもわかりやすいフルカラー・図解多めのテキスト、動画講義に定評があるスクールです。
効率的に学習ができるよう学習範囲を徹底的に絞っており、短期合格も狙えます。
実際、合格率が毎年高く、安定した合格実績を出していますし、受講料もそれほど高くなく、講座としてバランスが良いと評価しました。
ランキング3位のスタディングは、行政書士通信講座としては業界最安ラインの受講料で、一番オンライン学習環境が充実しており、オンラインで講義視聴から問題演習まで全て完結できるのが大きな強みです。
合格お祝い金制度もあるため、コスパ重視なら最有力候補の1つ言えます。
ランキング4位のクレアールは、合格に必要な知識に絞った学習に定評があり、格安ながら丁寧な講義・サポート、充実のカリキュラムを提供してます。ただ、2色刷りのテキストということでやや流行から後れている感は否めません。
ランキング5位のユーキャンは、初学者に丁寧な教材・カリキュラム、フォロー制度が魅力のスクールです。他社にはない添削課題があるのも大きな強み。全体的にバランスは良いものの、公式サイトでの講座情報が不足しているのがちょっと残念なところです。
ここからは、個々の行政書士通信講座をその受講料や教材、カリキュラム、サポート体制など1つ1つ詳しく紹介していきます。
1位:アガルート
アガルートの特徴はなんといっても42.14%(2021年)という合格率の高さで、全国平均の3.77倍です。
受講生も3年で3.14倍に倍増しており、多くの受講生から支持されていることがわかります。
公式サイトでは、「合格者の声」というページにて数多くの体験記や合格者インタビュー動画を見ることができるのでぜひチェックしてみてください。
人気と実力を兼ねそろえた豊村講師
担当の豊村慶太講師は早稲田大学3年次にわずか2か月という短期間で行政書士試験に合格。
その後、大手資格予備校LECで12年以上にわたって講師を務め、現在はアガルートの専任講師となりました。
長年大手予備校で教鞭をとってきた実績があるので、その講義力は信頼できます。
実際、サンプル講義動画を聴いてみても、解説はわかりやすく、情熱にあふれた講義で引き込まれます。
出題カバー率が高く網羅性抜群
テキストは初学者でもわかりやすく記憶に残りやすいフルカラー仕様で、アガルートの教材、講義による本試験の出題カバー率は97.8%という高さ。
独学の場合、試験範囲の広さから、あれこれ手を余計に広げてしまいがちで、出題される論点を外すばかりか、基礎すら疎かになってしまうこともあります。
アガルートの教材を使っていれば、他の教材に浮気する必要がありませんし、覚えるべきことが明確になり、得点力を着実に上げていけるはずです。
充実のボリュームあるカリキュラム
「入門総合カリキュラム」では、まず約164時間~188時間も講義時間がある「入門総合講義」で基礎をしっかりインプットし、「短答過去問解説講座」で基礎知識のチェックと実践力を鍛えられます。
さらに文章理解や記述対策、直前対策なども個別にあり、全て消化すれば本試験に万全の状態で臨めそうです。
このように、高い合格率を出し続けている背景には、教材の網羅性の高さとカリキュラムのボリューム、そして講師陣の講義力があるのだと思います。
アガルートの教材、講義を中心に勉強すれば、試験範囲の広さに不安になることなく本試験を迎えることができるでしょう。
講師に質問し放題でフォロー体制も万全
フォロー体制も質問に講師が自ら回答するという手厚いサポートで、質問の回数制限もありません。
通常の質問制度に加え、アンケートを元に勉強方法やメンタルをサポートする「AWESOMEコンサルティング」も毎月Youtubeライブで開催。
孤独になりがちな学習もライブ配信に参加することで、悩みを解消し、学習のモチベーションアップにつながるでしょう。
全額返金も可能な合格特典
合格者向けには合格特典(「全額返金」or「合格お祝い金(Amazonギフト5万円分)」)も提供されてます(一定条件あり)。
合格して全額返金が可能という特典は、筆者が確認した限り、アガルート以外はほとんどありません。
受講料は安いとまでは言えないのがネックのアガルートですが、この合格特典の利用も視野に入れればコスパ良く受講できるでしょう。
割引制度が充実
利用できる割引制度 | 行政書士試験再受験割引制度 他資格試験合格者割引制度 他校乗換割引制度 ステップアップ割引制度 再受講割引制度 家族割引制度 グループ割引制度 「行政書士 実務講座/開業講座」割引制度 |
アガルート行政書士講座では上記の通り各種割引制度が充実しています。
他社を見てもこれほど多くの割引はなく、他社では割引を受けれなかった人でもアガルートなら利用できる可能性があります。
最大で20%の割引を受けることができるので、利用できそうなのがあったらぜひ利用し、コスパよく受講しましょう。
資料請求も充実
アガルートにおいては資料請求することで無料体験できます。
筆者も資料請求してみましたが、定評あるフルカラーテキストや、サンプル講義の見方を紹介するパンフレットがもらえます。
その他、500ページにも上る分厚い合格体験記も届きました。
アガルートから多くの合格者が出たことがわかりますし、本講座の詳しいレビュー・感想が見れるのはとても参考になると思います。
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2位:フォーサイト
フォーサイトは安いながら高い合格率を誇っており、合格に必要な知識を絞った教材・カリキュラムが魅力です。
合格率は38.0%にも上っていて全国平均の数倍であり、アガルートに次ぐ高さとなってます。
公式サイトでは、96名もの合格者インタビュー、475名の合格体験記を見ることができます。
半年未満や、4ヶ月・5ヵ月といった短期間で合格した人も結構いますので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。
初学者にわかりやすいフルカラーテキスト
テキストはフルカラーで、図解イラストや図表、事例が多く初学者に優しい作りとなっています。
テキストを読むのが苦手という人でも、本教材なら具体的なイメージを持ちつつ、飽きずに読み進めることができるはずです。
フォーサイトでは「合格点主義」を掲げており、合格ラインを超えるために必要最小限の量をしっかり学ぶというスタイルを取ってますので、合格ラインまで効率的に達することができるでしょう。
丁寧でわかりやすい福澤講師
フォーサイト専任講師・福澤繁樹講師は講師歴20年以上の大ベテラン。
講義は初学者でもわかりやすいよう、丁寧にゆっくりと解説してくれます。
親しみやすいキャラをお持ちなので、聴いてて癒されますし、学習のモチベーションも維持できそうです。
バランスの良いカリキュラム
上記はセットで講座を取った場合ですが、インプット講義と過去問講義、答練、直前対策と、全体的にカリキュラムのバランスが良いです。
最短4ヵ月で合格を目指せるような効率を重視した教材、カリキュラム。
「本試験まで時間がない」、「本当に合格に必要な知識だけ覚えたい」という人に最適です。
ManaBunでオンライン学習環境が充実
フォーサイトには独自のeラーニングシステム「ManaBun」があり、これを使うとテキスト閲覧や問題演習などが可能です。
質問したい場合はこの「ManaBun」から24時間いつでも質問できますし、学習管理機能もあります。
オンライン学習環境という点でも他社と比べて非常に優れてます。
不合格時に全額返金制度あり
対象講座を受講して不合格となった場合には、厳しい条件はありますが、全額返金を受けることが可能です。
「受講したいが、合格できるか不安だし、万が一受からなかった場合に返金してほしい」という人もいるかと思います。
せっかく高いお金を払うので無駄にはしたくありませんよね。
万が一に備えておきたい、受講料を無駄にしたくない、といった人は返金制度の詳細をぜひチェックしておきましょう。
割引制度がかなりお得
フォーサイトにはダブルライセンス割引という制度があり、なんと最大で60%の割引を受けることができます。
制度の概要としては、既にフォーサイトにて所定の講座を受講された方を対象とし、2個目の資格取得時に一定の講座を受講する際に割引を受けることができるというものです。
60%という高い割引率は、筆者が確認した限りだと、他社を見てもフォーサイト以外に見受けられません。
これまでフォーサイトの利用経験がある、フォーサイトを使ったことはないが今後行政書士を含め複数の講座を受講していくつもりだ、といった人はダブルライセンス割引の活用を検討してみましょう。
資料請求も充実
フォーサイトでは資料請求することで無料体験できます。
筆者も実際に15時前に資料請求してみましたが、本当に即日発送してくれました。組織としてしっかりしていることの現れではないでしょうか。
下記はその時送られてきた送付物一覧。
資料請求の送付物
・サンプルDVD
・サンプル教材見本
・行政書士スピード合格講座
・6ヵ月で行政書士
・効率学習法
・合格体験記
・ManaBun
・会社案内
・料金表
サンプルのテキストや講義DVDだけでなく、合格体験記や「6ヵ月で行政書士」という勉強法をまとめた本などもあります。
資料請求することで割引を受けることができます(キャンペーン実施時期による)。受講をある程度決めているという人も資料請求して割引を受けたほうがお得です。
フォーサイトの講座を詳しく把握したい人はもちろんのこと、学習法についても知りたいという人はぜひ資料請求してみましょう。
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3位:スタディング
スタディングは何と言っても業界で最安ラインの受講料で提供していることに特徴があります。
講義や問題演習などはオンライン学習が可能となっており、スマホやタブレット、パソコンとマルチデバイス対応。
この安さで業界トップクラスのオンライン学習環境が手に入るのはコスパが大変良いです。
ここまで安いと「本当に受講して合格できるのか?」と心配になるかもしれませんが、公式を見ると、合格者数も90名以上いますから、他社と比べても合格実績は信頼できます。
公式サイトの「合格者の声」というページでは、多くの合格体験記を見ることができ、スマホ中心の勉強で受かった人、短期合格ができた人など様々いますので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。
スキマ時間に見やすい講義
1講義あたりの時間があえて短く区切られていて、通勤時などにスキマ時間で勉強できるよう教材、カリキュラムが作られています。
また、講義動画では、テキストの内容も常時動画ないで表示してくれるため、テキストをこちらで開く必要はなく、スマホ片手に見るだけ。
仕事やプライベートなどで忙しい人でも、無理なく学習を続けることができます。
段階的に学べるカリキュラム
上記の通り、スタディングは格安ながらも充実したカリキュラムを提供しており、初学者が段階的に、無理なくレベルアップできるようになってます。
オンラインで講義を視聴できるたけでなく、一問一答や過去問、答練など各種問題演習機能が充実してるのも大きな強み。
スマホだけでたくさんのアウトプットができるのは大変便利です。
合格お祝い金制度有り
スタディング行政書士講座には、対象講座を受講して合格した人を対象とし、一定条件を満たした場合に、合格お祝い金10,000円がもらえる制度があります。
10,000円ということで、額が少ないと思うかもしれませんが、元々受講料が安い上に、合格お祝い金がもらえるわけですから、かなりコスパが良いとも言えます。
お得なスキルアップ割引あり
スタディングには「スキルアップ割引」という割引制度があり、約10%の割引を受けることができます。
過去にスタディングを受講した方や、現在スタディングを受講中の方を対象とし、他のコースを申し込む際に割引を受けれるという制度です。
割引率としては高くないかもしれませんが、元々の受講料が最安ラインなので、さらに破格の安さで受講できてお得だと思います。
登録してすぐ無料体験可能
スタディングで資料請求はないですが、無料セミナー・無料講座は用意されてます。
無料セミナーでは勉強法の解説を、無料講座では各カリキュラムの初回版を見ることが可能。
スタディングが提供するオンライン学習がご自身の環境にて正常に行えるかチェックする上でも無料体験は必ずしておくようにしましょう。
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4位:クレアール
クレアール行政書士講座は頻繁に割引キャンペーンを実施しており、初学者向けコースはコスパよく受講できます。
格安ながら多くの教材が用意されており、カリキュラム的にはかなりボリュームがあります。
基礎講義はかなりのボリュームがあり、インプットをしっかり行ってくれるので完全初学者でも安心。
そのほか、アウトプットや記述対策、直前対策のカリキュラムも充実しているので、全て消化していけば着実に実力がつくでしょう。
不合格に備えた安心保証プラン
クレアール行政書士講座では、受講料に30,000円追加で払うことで「安心保証プラン」に加入できます。
「安心保証プラン」は、万が一不合格となった場合に1年間の受講期限延長できるという制度。
これまで配信されていたインプット講座だけでなく、最新年度のアウトプットや中上級者プログラムも受講できるため、かなりお得感があります。
「本年度中の合格は難しい」、「2年単位で合格をじっくり目指したい」といった人に最適でしょう。
こうした複数年にわたる受講を前提とした制度は他社にはあまりなく、クレアール独自の強みとなってます。
資料請求も充実
クレアールでは資料請求することで無料体験できます。
申込むとサンプルのテキストや講義DVDなどがもらえます。
筆者も実際に資料請求してみましたが、上記の通り、様々な資料が届きました。
サンプルのテキストや講義DVD以外にも、合格体験記やクレアールが提唱している学習法である「非常識合格法」の本も無料で請求できるパンフレットも受け取れます。
クレアールは業界最安ラインですが、料金だけで受講を決めて後悔しないよう、受講前に必ず資料請求して教材をチェックしておきましょう。
無料とは思えないほどのボリュームなのでぜひ資料請求しておくことをおすすめします。
\簡単1分・資料請求ページはこちら/
5位:ユーキャン
老舗通信講座で合格実績抜群
ユーキャンは老舗の通信講座として長年の信頼と実績、教材作成のノウハウもあり、毎年多くの合格者を輩出していて、過去10年間の合格者数は2,918名にも上ります。
63,000円という10万以下の料金設定で手頃ですし、デジタル対応した教材、初学者でも6ヶ月という短期間で合格できるようにカリキュラムなど、全体的にバランスが良いです。
分割払いもできるので、お金を容易できるまで勉強を始めれないという心配もいりません。
知識0でも安心のテキスト
テキストが入門と応用に分かれており、入門編では漫画も取り入れて説明しているので初学者でもすんなり入っていける内容となってます。
応用テキストも図や表もふんだんに取り入れてるので記憶に定着しやすいでしょう。
添削課題で苦手克服
ユーキャンでは、添削課題全7回用意されていることも大きな特徴です。
行政書士試験は試験範囲が膨大で、内容が専門的であることから本当に実力がついているのかわからない場合が多く、疑問点・不明点を解消できないままとなることがあります。
しかし、ユーキャンの添削課題によって個別のフォローをしっかり受けつつ、苦手分野をしっかり克服し、着実にレベルアップできるでしょう。
添削課題自体、採用しているスクールは少ないので、他社にはない強みと言えます。
\長年の信頼と実績・公式サイトはこちら/
まとめ
行政書士通信講座は比較検討してきましたがいかがでしたでしょうか。
本記事をまとめると以下の通りです。
本記事のポイント
・行政書士通信講座は大手と比べて安いが内容も充実
・最安ラインの価格帯はスタディングとクレアール
・アガルートとフォーサイトは合格率が高く信頼できる
・予備校によって講義がwebだけのところもあるので注意
・フォロー体制の有無や質問の方法の違いに注意
10万以下で安いながら優良な講座が多いですが、カリキュラムは予備校によってだいぶ異なることがわかると思います。
ご自身の勉強計画や苦手な部分を検討しつつ、受講する通信講座を決めていきましょう。