本記事では上記のような疑問を解決していきます。
本記事でわかること
・東京法経学院「行政書士受験必携六法」の特徴
・「行政書士受験必携六法」のメリットとデメリット
・「行政書士受験必携六法」の口コミや評判
東京法経学院「行政書士受験必携六法」は数少ない行政書士試験に特化した六法で、条文学習のために利用を検討している人は少なくないでしょう。
しかし、実際の使い勝手はどうなのか気になるところだと思います。
そこで本記事では、行政書士試験に合格済みの筆者が、東京法経学院「行政書士受験必携六法」を実際に買って読んだ上で徹底レビューしていきます。
本記事を読んで行政書士試験向け六法選びの参考としてください。
東京法経学院「行政書士受験必携六法」とは?
「行政書士受験必携六法」は資格予備校でも有名な東京法経学院が販売している行政書士試験向け六法です。
行政書士試験対策上、出題可能性のある条文を網羅的に掲載しており、ボリュームは十分あります。
判例要旨も掲載されているため、条文とセットで判例を学習したい場合にも最適。
とにかく情報量があるので、手元に置いておけば条文を調べるのに役立ちますし、情報を整理しやすいでしょう。
次章以降にて本書のメリットを詳しく解説していきます。
※本書以外の行政書士試験向け六法については下記の記事もぜひ合わせてご覧ください。
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行政書士向けおすすめ六法4選!使い方と合わせて紹介!
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東京法経学院「行政書士受験必携六法」のメリット
本章では、東京法経学院「行政書士受験必携六法」のメリットについて説明していきます。
行政書士試験に必要な条文を網羅
本書は重要な条文からマイナーな条文まで幅広く掲載しており、行政書士試験対策として必要な条文を網羅してます。
手薄になりがちな情報関連法もしっかり網羅してます。
六法は本書以外にも「ポケット六法」や「デイリー六法」などメジャーなのもありますが、行政書士試験に関係ない条文がかなり多く、受験生にとっては無駄です。
本書なら行政書士試験に特化しているので、迷うことなく条文学習を進めることができるでしょう。
判例要旨も掲載している
判例は条文とセットで学習したほうがより理解が進むと思います(特に憲法)。
また、近年では判例を題材として記述問題が出されることも多いです。
条文だけでなく、判例も押さえておくことがより大事となってるので、本書のような構成はメリットが大きいです。
判例索引で調べやすい
巻末には判例索引があり、調べたい判例をすぐに見つけることができます。
年月日にて検索できるのもより探しやすい仕様だと思います(重要な判例は事件名も表示)。
問題集などを解いていて、判例をじっくり読みたい場合などに有効活用できるでしょう。
重要なキーワードは強調
本書はフルカラーや2色刷りではありませんが、条文上重要なキーワードは太字にて強調されてます。
試験にて問われる可能性が高い部分を重点的に、かつ効率的にチェック可能。
記述問題では条文上重要なキーワードを書けるかどうかで部分が入るか決まります。
キーワードをマーキングの上、赤シートで隠せるようにして、キーワードを思い出す訓練をしていくと記述問題対策になります。
本書で条文学習することで、条文知識の精度を上げ、記述問題でも着実に得点力をアップさせることができるでしょう。
ワンポイントアドバイスがある
本書には随所にワンポイントアドバイスという形で重要条文に対して解説がなされてます。
単に条文がずらずらと記載されているだけだと、頭になかなか入っていきません。
このワンポイントアドバイスにより、条文に関して理解をより深めつつ、暗記作業を進めることができるでしょう。
ヨコ2段組みで見やすい
縦書きの六法も少なくないですが、本書のように横書きなら普通の参考書のような感じで読みやすいと思いました。
ただ、この辺は個人の好みが出る部分であると思いますので、レイアウト的に読みやすいのを選ぶことをおすすめします。
東京法経学院「行政書士受験必携六法」のデメリット
本章では、東京法経学院「行政書士受験必携六法」のデメリットについて説明していきます。
フルカラーや2色刷りではない
前述の通り、本書はフルカラーや2色刷りではない白黒の構成なため、メリハリに欠けていますし、正直味気ないなと感じました。
判例も掲載されていますが、ぱっと見で条文との区別がつきにくいです。
そのため、フルカラーや2色刷りの参考書や問題集に慣れている人にとっては、読んでいて印象に残りずらいと感じるかもしれません。
ただ、読者自身がペンやマーカーなどでカスタマイズをしたいという場合には、自分色にしやすく、逆にメリットとも言えます。
重要度の記載がない
どの条文が重要なのか重要度的な記載がなく、優先度をつけた学習がややしにくいです。
非常にボリュームある六法ですので、優先度をつけつつ、取捨選択して条文学習していかないと時間がいくらあっても足らないと思います。
ただ、過去出題実績については記載があるので、そちらを参考にしつつ、優先度を付けて勉強することをおすすめします。
学習の進度に応じて、自分で勉強するべき条文をある程度絞っていく作業も大事となるでしょう。
東京法経学院「行政書士受験必携六法」に関する口コミや評判
「行政書士受験必携六法」に関する口コミや評判をまとめてみました。
六法の激激おすすめ!!!
行政書士受験必携六法!まずレイアウトが見やすいです。
判例六法の行政書士版(しかも見やすい。文字も大きめ。)。
もちろん過去問に出たとこは記載があります。行政書士勉強中にこの六法に早く出会いたかった! pic.twitter.com/a99EwL4ERz
— 美紗@予備試験受験生 (@MisaGrace228) January 1, 2022
私ポケット六法もデイリー六法も老眼なのか、まったく見えにくくて、かえたょ。行政書士受験必携六法。すっごい見やすくて、たのしい。大きい字で判例も載ってて嬉しい。 pic.twitter.com/owOdkKUgvp
— N ♡ꀿªᵖᵞ ᙚᵐⁱᒻᵉ¨̮♡ (@tomo1014n1) February 22, 2022
「行政書士受験必携六法」を利用している人は多く、見やすいという口コミが複数見受けられました。
文字が大きいほうが読みやすいですし、マーカーなどでカスタマイズしやすいというのはメリットなのだろうと思います。
まとめ
今回は東京法経学院「行政書士受験必携六法」を中心に紹介させていただきました。
「行政書士受験必携六法」に関するポイントは以下の通りです。
本記事のポイント
・行政書士試験に必要な条文を網羅
・判例要旨も合わせて収録
・重要キーワードは太字で強調
・ワンポイントアドバイスもあり
・ヨコ2段組みで見やすい構成
・フルカラーや2色刷りではない
ボリュームは十分で、判例要旨の記載もあり、本書を利用すれば条文学習が進みます。
本書を利用して条文暗記作業を効率化し、行政書士試験合格を目指しましょう。
※独学が難しいと感じている人は行政書士通信講座の受講もおすすめです。下記の記事にて格安講座を紹介してますのでぜひ合わせてご覧ください。
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