
本記事では上記のような疑問を解消していきます。
本記事でわかること
・行政書士のバッジの意味
・行政書士のバッジをもらえるタイミング
・行政書士のバッジの着用義務はある?
・行政書士のバッジの価格はどれくらい?
士業と言えばバッジを思い浮かべる人も少なくないのではないでしょうか。
特にこれから行政書士の開業をする人にとっては入手時期や価格などが気になるところでしょうし、ぜひ着用して仕事をしたいという人もいるでしょう。
本記事では、行政書士開業済みの筆者が体験も踏まえてバッジについて紹介していきます。
行政書士のバッジが持つ意味とは?
行政書士のバッジはコスモスをモチーフとしたデザインとなっており、中心には行政書士の「行」をイメージした文字が描かれてます。
コスモスの花言葉は「調和」と「真心」であることから、行政書士の業務も、社会との「調和」を図り、「真心」を持って誠実に業務を遂行する、という意味合いがあります。
参考:日本行政書士会連合会「行政書士の使命」
個人的には、シンプルながら洗練されたデザインに見えますし、身近な街の法律家とも言われる行政書士にふさわしいメッセージが込められているなと思いました。
行政書士のバッジはいつもらえる?
行政書士のバッジはいつもらえるかというと、試験に合格してから行政書士登録申請を行い、登録の許可が下りた後に開催される登録証授与式の際に受け取れます。
つまり、行政書士資格に合格しただけでは入手できません。
行政書士登録に当たっては入会費や月会費、その他諸々の費用がかかり、最低でも20万円から30万円はかかりますし、事務所も用意する必要があります。
行政書士資格に受かったからといって簡単に受け取れるものではないので注意しましょう。
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行政書士のバッジの種類や価格
行政書士のバッジは2種類あり、ピン式、もしくは、ねじ式から選ぶことができます。
登録証授与式の時に現物を見れるので、気に入ったほうを選ぶのがよいでしょう。
価格としては2,600円程度であり、その場で購入します。
以下は実際に筆者が受け取ったものですが、木箱に入っており、値段の割にはなかなか高級感があります。
仮になくしたとしても行政書士会にて購入可能です。
行政書士のバッジの着用義務は?つけないのは駄目?
一応、行政書士のバッジは以下の規則にもある通り着用義務があります。
会員は、徽章を会員の身分を象徴するものとして認識し、行政書士業務を行う時は、常にこれを着用しなければならない
ただ、つけないからといって何か問題となったというのは聞いたことがないです。
バッジをつけておきたいシーンとしては、役所や営業に行く時、行政書士会の会合などに出席する時、その他行政書士として信頼を得たい時、などでしょうか。
常に付けるのは難しい時期やタイミングもあるでしょうから、TPOを考えてつけるようにしましょう。
まとめ
今回は行政書士のバッジを中心に紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
入手するには、試験合格後に行政書士会での登録申請を経る必要があることがわかりました。
試験に受かるだけでもらえるものではなく、バッジ目的で受験するのはやや割に合わないかもしれません。
バッジを入手したいなら、開業の手続きや費用などを考慮した上で、登録すべきか検討されることをおすすめします。