
本記事では上記のような疑問を解消していきます。
本記事でわかること
・LEC「出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」の特徴
・「出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」のメリットやデメリット
「出る順」は長年行政書士受験生に支持されてきた人気シリーズで、テキストや過去問を使っている人は多く、記述式問題集も本シリーズを使おうと考える人は少なくないのではないでしょうか。
本書は解法から詳しく解説しているので、おすすめの1冊ではありますが、念のため、本書の特徴を詳しくチェックしておいたほうがよいです。
そこで本記事では、行政書士試験に合格済みの筆者が実際に買って読んだ上で、「出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」を徹底レビューしていきます。
本記事を読んで記述対策本選びの参考としてください。
LEC「出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」とは?
「出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」は、大手予備校LECが出版している参考書で、人気の「出る順」シリーズにおける記述対策本の位置付けです。
出る順テキストへのリンクや重要度・難易度の表示などもあり、使い勝手も充実。
問題数は多く、解説も充実しているため、メインの記述対策本として使えるでしょう。
次章以降にて本書のメリットを詳しく解説していきます。
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「出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」のメリット
本章では、「出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」のメリットについて説明していきます。
問題数が多い
本書は約126問という多くの問題を掲載しており、問題数だけでいうと記述式・多肢選択式問題集としてはトップクラスです。
記述問題だけを見ても、民法が64問、行政法が32問もあり、かなり多いです。
記述問題は単なる知識問題ではなく、問題をたくさん解いておかないと、なかなか解けるようにはなりません。
本書の豊富な問題をしっかり解いておけば、記述問題にしっかり慣れることができるでしょう。
オリジナル問題で構成
本書は、的中実績のある著者が作ったオリジナル問題で構成されており、出題可能性の高い論点に数多く触れることができます。
過去問の割合が高い記述式問題集もある中で、本書のようにオリジナル問題だけを掲載していて、かつ量も多いというのは他にはない強みです。
本試験では、過去出題実績のない論点が出る傾向にあるので、オリジナル問題中心の演習は効果的だと思います。
解法を詳しく解説
本書は問題が多いだけでなく、詳しい解法の解説にも特徴があります。
以下の通り、記述問題へ対応するためにいろんな角度から解説。
・配点の目安
・解答テクニック
・プラスアルファ
配点の目安では、どのキーワードをどういう文章で回答すれば得点できるかが明確にわかります。
解答を導くためのヒントや解答テクニックも学べます。
プラスアルファでは、より応用的な論点にも触れることができ、合格に必要な知識の底上げを図り、得点力のアップへつなげることができるでしょう。
重要度・難易度の表示
重要度・難易度の表示もあり、学習初期から直前期まで学習の進み具合に応じた勉強がしやすくなってます。
本試験まであまり時間がないという人にとっても、優先度をつけたメリハリのきいた学習ができるでしょう。
別冊解答用紙が付属
別冊解答用紙が付属しており、別途解答用紙を用意する必要がありません。
記述問題は実際に書くことで学習効果はより高くなりますので、別冊解答用紙を積極的に活用していきましょう。
多肢選択式の問題もあり
多肢選択式問題も掲載されており、本書を使えば多肢選択式の学習も万全です。
問題数は憲法12問、行政法18問あり、ボリュームがありますから、網羅性が高く、完璧にしていけば安心して本試験に臨めるでしょう。
「出る順 合格基本書」へのリンクあり
本書には、同じ「出る順」シリーズである「合格基本書」のリンクが記載されており、問題集とテキストを行き来しやすくなってます。
本書は丁寧に解説されてますが、論点に関してより理解を深めようとしたらやはりテキストを読んだほうが良いです。
テキストへのリンクにより、インプットとアウトプットをより効率的に行えるでしょう。
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「出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」のデメリット
「出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」は問題数も多く、解説も丁寧なので、大きなデメリットはありません。
強いて言えば、赤シートがないので、普段よく赤シートで勉強されている方にとっては、暗記作業上やや不便に感じるかもしれません。
とはいえ、予想問中心に情報量があって網羅性に優れてますから、メインの記述問題集として十分使える1冊と言えます。
まとめ
今回は「出る順行政書士 40字記述式・多肢選択式問題集」を中心に紹介させていただきました。
ポイントは以下の通りです。
本記事のポイント
・問題数がかなり多い
・オリジナル問題で構成
・解法も詳しく解説
・多肢選択式問題も充実
・テキストへのリンクもあり
他の記述問題集と比べても問題数が一番多く、オリジナル問題で構成されているので、本書を完璧にしておけば安心して本試験に対応できるでしょう。
多めにアウトプットしていきたいという人はぜひ本書をチェックしてみてください。
※独学が難しいと感じている人は行政書士通信講座の受講もおすすめです。下記の記事にて格安講座を紹介してますのでぜひ合わせてご覧ください。
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