本記事では上記のような疑問を解消していきます。
本記事でわかること
・「ユーキャンの行政書士 これだけ! 一問一答集」の特徴
・「ユーキャンの行政書士 これだけ! 一問一答集」のメリットとデメリット
ユーキャンは老舗の通信講座として有名なので、本教材を使ってみようという人も少なくないかと思います。
一問一答ですから取り組みやすく、基礎固めとして良さそうですよね。
ただ、一問一答は他社も出しているので、比較検討しつつ選ぶことをおすすめします。
そこで本記事では、「ユーキャンの行政書士 これだけ! 一問一答集」を行政書士試験に合格済みの筆者が詳しくレビューしつつ、他の一問一答とも比較していきます。
本記事を読んで一問一答問題集選びの参考としてください。
「ユーキャンの行政書士 これだけ! 一問一答集」とは?
「ユーキャンの行政書士 これだけ! 一問一答集」は、老舗の資格系通信講座で有名なユーキャンが出版している一問一答です。
実際に読んでみた限りでは、重要な論点をしっかり掲載していて、テキストを読んだ後の知識のチェックに最適だと思いました。
問題自体も簡単なので、学習初期でも比較的取り組みやすいでしょう。
また、要点まとめにも紙面を割いており、重要な論点を効率的にチェックしたい場合にも最適です。
※他の一問一答集もチェックしたいという人は下記の記事もぜひ合わせてご覧ください。 続きを見る
行政書士向け一問一答おすすめ4選!使い方と合わせて紹介!
「ユーキャンの行政書士 これだけ! 一問一答集」のメリット
本章では、「ユーキャンの行政書士 これだけ! 一問一答集」のメリットについて説明していきます。
問題数は平均的な量
本問題集は合計で1,000問掲載されており、一問一答としては平均的な量です。
多くも少なくもなく、学習初期でも大きな負担とはならないかと思います。
一通りこなせば基礎固めがある程度できるでしょう。
過去問と予想問で構成
本一問一答集は過去問だけでなく、予想問も掲載されており、重要論点をより網羅できるように構成されてます。
過去問演習だけでは網羅性に偏る可能性がありますが、本書ではそんな心配はいりません。
繰り返しアウトプットしていけば論点の穴なく基礎固めができるでしょう。
重要度の表示あり
全ての問題に重要度が☆マークにて段階的に表示されています(☆が多いほど重要度高)。
過去問より簡単で量が少ない一問一答と言えど最初から全ての問題を解くのは大変です。
学習の進み具合に応じて問題を取捨選択しつつ、アウトプットしていきましょう。
赤シートで穴埋め可能
そのまま赤シートですぐに勉強でき、穴埋めの問題集としても利用可能です。
重要ワードの暗記をすることで記述問題の対策にもなると思います。
要点まとめあり
要点まとめとして、「POINTマスター」や「判例マスター」という項目もあります。
重要項目が表などを使って簡潔にまとめられているので、短時間に知識のチェックを行いたい場合などに役立ちそうです。
直前期の総復習としても使えるでしょう。
新書本サイズでコンパクト
軽くて、薄いので、バッグなどにも手軽に入れて持ち運びが可能。
通勤電車の中などでも広げて読むのに苦労しないでしょう。
「ユーキャンの行政書士 これだけ! 一問一答集」のデメリット
本章では、「ユーキャンの行政書士 これだけ! 一問一答集」のデメリットについて説明していきます。
ユーキャンシリーズが少ない
ユーキャンが行政書士試験関連で出版している本としては、本書と「ユーキャンの行政書士 はじめてレッスン」だけで、他社と比べると少ないと言わざるを得ません。
「はじめてレッスン」もあくまで入門・導入向けで、基本書として使えるボリュームではないです。
参考書や問題集を同じシリーズで揃えるメリットとしては、問題集にテキストの参照ページが記載されている、などがあります。
ユーキャンの場合は基本書と言える本がないので、一問一答を解いていて何か調べたい時に他社のテキストで該当箇所を探すこととなり、やや不便です。
一問一答だけでは受からない
本書は1,000問ありますが、一般的な過去問集だと1,500問程度あるのが普通なので、それと比べると問題数は少ないです。
また、問題自体も本試験のように長文でなく、意地の悪いひっかけも少ないため、本試験レベルの難易度にありません。
ですので、本書だけで受かるとは思わないほうがよいです。
あくまで学習初期において、テキストを読んだ後の知識チェック、過去問集への橋渡しとして利用することをおすすめします。
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まとめ
今回は「ユーキャンの行政書士 これだけ! 一問一答集」を中心に紹介させていただきました。
ポイントは以下の通りです。
本記事のポイント
・問題数は1,000で平均的
・重要度の表示あり
・赤シートに対応している
・要点整理で復習しやすい
・新書本サイズで持ち運びが楽
一問一答問題集としてはオーソドックスな作りで、バランスがよいと思いました。
重要度の表示や要点まとめなどがあり、学習初期から直前期まで活用できるでしょう。
本書をうまく利用して、基礎固めを効率的に行い、行政書士試験の合格を目指しましょう。
※独学が厳しいと感じている人は行政書士通信講座の受講もおすすめです。下記の記事もぜひ合わせてご覧ください。
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