
本記事では上記のような疑問を解消していきます。
本記事でわかること
・伊藤塾「1分マスター行政書士 重要用語・重要判例編」の特徴
・伊藤塾「1分マスター行政書士 重要用語・重要判例編」のメリットとデメリット
判例問題は行政書士試験に必ず出題されており、得点源にするためにも、別途判例集を買ってしっかり対策しておきたいという人は少なくないのではないでしょうか。
本記事では、行政書士試験合格済みの筆者が実際に買って読んだ上で、「伊藤塾 1分マスター行政書士 重要用語・重要判例編」を徹底レビューしていきます。
本記事を読んで判例集探しの参考としてください。
伊藤塾「1分マスター行政書士 重要用語・重要判例編」とは?
「1分マスター行政書士 重要用語・重要判例編」は法律系の資格予備校で有名な伊藤塾が出している判例集です。
判例だけでなく、重要用語についても解説しており、試験対策上、幅広く要点を整理しています。判例集としてだけでなく、まとめ本としての利用できるでしょう。
掲載されている重要用語・重要判例も厳選されており、効率的に得点力アップが期待できます。
次章以降にて本書のメリットを詳しく見ていきましょう。
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伊藤塾「1分マスター行政書士 重要用語・重要判例編」のメリット
本章では、伊藤塾「1分マスター行政書士 重要用語・重要判例編」のメリットについて説明していきます。
頻出論点の200項目をカード形式で暗記
本書は頻出の論点を200項目にまとめており、「カード形式」で1項目1分という短時間でチェックできるよう工夫されてます。
1項目は1ページ~2ページで完結し、サクサク進めることができるので、反復学習しやすいはずです。
行政書士試験は科目が多く、全ての範囲を完璧にしようとしてもパンクしてしまいます。
本書を使えば、本当に重要な論点がわかり、合格に必要な知識を効率的に身につけることができるでしょう。
判例は事案・争点・結論で整理
説明文も短く簡潔、必要最小限といった感じで読むのに時間がかかりません。
効率的に重要判例を総復習し、知識の整理ができるでしょう。
重要度表記・赤シートに対応
本書は重要度の記載があり、優先度をつけつつ、学習にメリハリをきかせることができます。
また、重要用語は赤字にて記載されており、赤シートで隠せます。
赤シートを使った暗記作業により、知識のチェックがしやすく、知識の精度も向上するでしょう。
重要語句は表でも解説
重要語句は表も使って解説されてるので、知識の整理がつきやすいです。
文字だけのまとめ方だと読むのに時間がかかりますが、表も見ながらなので、短時間で回せると思います。
Kindle版もある
本書はKindle版も発売されており、スマホやタブレットなどで学習できます。
本自体は薄く軽いので持ち運びはしやすいほうですが、Kindle版を使えばより携帯に便利かと思います。
伊藤塾「1分マスター行政書士 重要用語・重要判例編」のデメリット
本章では、伊藤塾「1分マスター行政書士 重要用語・重要判例編」のデメリットについて説明していきます。
解説は簡潔
本書は要点まとめ本的な要素が強く、解説は必要最小限なためか簡潔なものとなってます。
ですので、判例を事例・判旨・結論などしっかり読み込みたいという人にとっては物足りないと感じる可能性が高いでしょう。
ある程度学習が進んだ人向けの参考書と言えます。
ボリュームは多くない
他の判例集やまとめ本と比べてもページ数は少なく、情報量は多くありません。
重要用語・重要判例に絞った本だからというのもあるでしょうが、これ1冊で重要論点が網羅されているかというと厳しいものがあると思います。
逆に、ボリュームがそれほど多くないがゆえに1週するのに時間がかからず、何回も回せるため、厳選された重要用語・重要判例を完璧にしやすいというメリットはあります。
ある程度学習が進んだ後の基礎固め、知識のチェックに最適でしょう。
まとめ
今回は伊藤塾「1分マスター行政書士 重要用語・重要判例編」を中心に紹介させていただきました。
「1分マスター行政書士 重要用語・重要判例編」に関するポイントは以下の通りです。
本記事のポイント
・重要論点を200項目とカード形式で整理
・重要度表記・赤シートに対応
・重要ワードは表も使って解説
・解説は簡潔でボリュームは多くない
コンパクトに重要な論点がまとめられており、効率的に総復習ができる判例集・まとめ本です。
本書を使って基礎固めを行い、得点力をアップさせましょう。
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