行政書士講座

LEC行政書士講座を評判・口コミと合わせてレビュー

悩む人
行政書士講座としてLECを検討している。有名な予備校だし安心できそう。でも実際どうなんだろう?他にもどんな講座があるのかもチェックしておきたい。

本記事では上記のような疑問を解消していきます。

本記事でわかること

・LEC行政書士講座の主な提供コース一覧
・LEC行政書士講座のメリットとデメリット

LECは長年にわたり大手予備校として多くの合格者を輩出してきました。その信頼と実績から行政書士をLECで目指そうという人は少なくないのではないでしょうか。

LECの教材やカリキュラムは確かに安心できるものですが、全てにおいて他社よりも優れているわけではありません。

料金やサポート、学習環境など様々な面で他社と比較したほうが、より自分に合った講座を受けることができます。

そこで本記事では、行政書士試験に合格済みの筆者がLECの行政書士講座を他社と比較しつつ徹底レビューしていきます。

本記事を読んで行政書士講座選びの参考としてください。

LEC行政書士講座の主な提供コース

本章ではLEC行政書士講座の主な提供コースを紹介していきます。

初学者向けから中上級者(学習経験者)向け、スマホ学習したい人向けなど様々です。

1つ1つ見ていきましょう。

初学者向け講座

LECにおける初学者向けの行政書士講座は以下の通りです。

初学者向けの行政書士講座

・パーフェクトコース
・パーフェクトコースSP
・合格講座スタンダードコース
・スマホで行政書士 S式合格講座

1つ1つ見ていきましょう。

パーフェクトコース・パーフェクトコースSP


「パーフェクトコースSP」が初学者向けに最もボリュームあるカリキュラムとなっています。

法律を学ぶのが始めてという人でも法律の基本的な考え方から学習していくので、試験勉強へスムーズに入っていけるでしょう。

2021年度の本試験では、パーフェクトコース受講生合格率は53.8%とかなり高い数字とっていることからも、カリキュラムの充実度が伺えます。

「パーフェクトコースSP」のカリキュラムは以下の通り。

「法律入門講座」から入り、全64回・約160時間の「合格講座(1回約2時間半の講義)」で十分なインプットを行います。

インプット後も、「科目別答練」にて十分なアウトプットを積めて、「記述基礎力養成講座」・「文章理解特訓講座」にて記述と文章理解もしっかり対策。

全国模試も3回分ついてくるので、直前期の実力チェックもしっかりできるでしょう。

「パーフェクトコース」は「パーフェクトコースSP」から全7回の「法律入門講座」を除いたコースとなっています。

行政書士試験の勉強を始める上での導入的な解説講義は特に必要ないという場合は「パーフェクトコース」でもよいでしょう。

合格講座スタンダードコース

続いて「合格講座スタンダードコース」を見てみましょう。

「合格講座スタンダードコース」は、2月頃からでも本年度中の合格を目指せるカリキュラムとなっています。

カリキュラムは以下の通り。

具体的には、「基礎講座」と「科目別答練」を中心にカリキュラムが構成されてます。

「パーフェクトコース」にあった「記述基礎力養成講座」・「文章理解特訓講座」がないのはやや不安です。

ただ、コンパクトなカリキュラムなので本試験までに消化しやすいかと思います。

スマホで行政書士 S式合格講座

「S式合格講座」はスマホでの学習に完全対応した格安講座です。

講義の視聴や一問一答アプリがスマホでできるため、忙しい人でもスキマ時間に勉強できます。

合格率も35%あって悪くありません。

ただ、カリキュラムは上記の通りボリューム的に多くなく、正直足りないです。

過去問題集は別売りで、しかも自習とのこと。

カリキュラムにあるインプット講義講義や一問一答アプリをこなしたくらいで試験に受かるのは難しいと言わざるを得ません。

本講座を受けた後、過去問演習や一般知識対策など自分でやる必要があるので、結局独学に近いです。

ある程度勉強慣れしていて、自学自習ができる人向けの講座だと思います。

完全初学者は、前述の「パーフェクトコース」のように与えられたカリキュラムをこなしていくだけで試験に受かるような講座のほうがよいでしょう。

なお、同じくらいの価格帯やスマホで受講できる講座については下記の記事にて紹介していますのでぜひ合わせてご覧ください。

スマホ学習ができる行政書士講座5選を紹介!スキマ時間で効率学習!

続きを見る

中上級者(学習経験者)向け講座

LECにおける中上級者(学習経験者)向けの行政書士講座は以下の通りです。

中上級者(学習経験者)向けの行政書士講座

・横溝プレミアム合格塾
・横溝プレミアム合格塾Plus
・180点アルティメットコース

知識の確認とともに豊富な問題演習を重ねることで着実に応用力を身につけることができます。

ある程度学習が進んでいて今から入門講座を取るほどではない、すでに受験経験があって合格ラインには近づいている、といった人におすすめです。

本記事で紹介している講座以外の中上級者向け講座については下記の記事にて詳しく紹介してますのでぜひ合わせてご覧ください。

行政書士向け中上級講座3選を紹介!【学習経験者向け】

続きを見る

横溝プレミアム合格塾・横溝プレミアム合格塾Plus

LECの中でもトップクラスの人気・実力がある横溝講師による中上級者向け講座です。

「知識力」「解答力」「考える力」を徹底的に強化。

「横溝プレミアム合格塾」は全105回、「横溝プレミアム合格塾Plus」は全128回というかなりのボリュームです。

以下は「横溝プレミアム合格塾」のカリキュラム。

上記の通り、インプットとアウトプットが同じくらいの割合で構成されています。

学習経験者と言えど、重要論点に関して知識の穴や理解不足はあるはずなので、インプットからしっかり行えるのはいいなと思いました。

「プレミアム合格塾 知識力強化講座」や「行政法基礎Zoomゼミ」、「民法択一60問解きまくり講座」などは民法と行政法に関する専用のカリキュラムです。

民法と行政法は、配点が大きく、合否を左右する科目なので、これらのカリキュラムをしっかり消化すれば得点力安定につながるはずです。

憲法・民法・行政法の計375問を授業の中で解いていく「プレミアム合格塾 解答力強化講座」では、重要論点のアウトプットとともに周辺知識のカバーが可能。

その他、記述や一般知識、文章理解、商法・会社法等に関するカリキュラムもあり、痒いところにも手が届いてます。

以上から、全体的にバランスが非常によく、着実に合格を目指したい人には最適なコースです。

180点アルティメットコース

「180点アルティメットコース」は、最小限のインプットと良問のアウトプットにより、効率的に合格ラインを目指すカリキュラムとなっています。

カリキュラムは以下の通り。

「180点アルティメット講座 知識確認編」では基礎知識・重要知識の確認を、「180点アルティメット講座 演習編」では問題演習を通じて本試験レベルの問題に対応できる実力を養成。

「記述60問解きまくり講座」では問題文から論点を把握し、キーワードを列記、文の組み立て、といった一連の作業を自動的にできるようになるよう訓練していきます。

正直、「横溝プレミアム合格塾」と比べるとボリュームは少ないので、本当に足りるのか?と感じる人もいるかと思います。

ただ、合格点を超えるための重要論点に絞ったカリキュラムということで落とせない論点の穴をつぶせますし、量も多すぎないので何回も復習がしやすいでしょう。

「横溝プレミアム合格塾」は受講料が高い、ボリュームが多すぎて消化しきれそうにない、といった人は、「180点アルティメットコース」を検討してみましょう。

LEC行政書士講座のメリット

本章では、LEC行政書士講座のメリットについて説明していきます。

長年の信頼と実績

LECは1979年に開講して以降、長年にわたり法律系の資格をはじめとして多くの資格対策講座を提供してきた老舗の大手予備校です。

長年にわたる指導実績がありますから、教材やカリキュラムなどにもノウハウが蓄積されています。

実際、毎年多くの合格者を輩出しており、実績は間違いありません。

そうしたことからも、提供している講座は信頼できますし、LECのカリキュラムをこなしていけば合格できるという安心感は得られるでしょう。

合格率が高い

LEC行政書士講座の合格率は「53.8%(2021年度)」というかなり高い数字です。

他社と比べても高く、教材やカリキュラムがしっかりしているということでしょうか。

ただ、この合格率を見る時の注意点として、2021年度パーフェクトコース・パーフェクトコースSPを申し込み、コース内に含まれる模試3回全てを受験した中で、いずれか1回でも模試の得点が180点以上を超えた人、を対象として集計しているという点です。

つまり、ある程度実力ある人に絞られた中での合格率なので、高くなるのは自然と言えます。

とはいえ、集計の仕方が明確ですし、LECを受講し、カリキュラムをしっかり消化すれば、合格の可能性を着実に上げることができるのは間違いなさそうです。

なお、上記の表にもある通り、アガルートやフォーサイトなどの通信講座もLECに劣らず合格率は高いので、合わせてチェックしておくことをおすすめします。

フォーサイト行政書士講座を評判・口コミと合わせて徹底レビュー!

続きを見る

アガルート行政書士講座を評判・口コミと合わせてレビュー

続きを見る

人気と実力のある講師陣

LEC行政書士講座には、横溝講師や鎌田講師、野畑講師など人気と実力のある講師陣が揃っています。

地方などでは現地の校舎専属の講師などもいます。

通信講座などでは講師が1人や2人くらいしかいないことも多く、選択肢があまりないです。

どんなに教材やカリキュラムが良くても講師との相性が悪ければ学習は進みません。

LECのように多くの講師陣をそろえ、自分に合った講師でカリキュラムを進めることができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

受講スタイルが選べる

LECでは受講スタイルとして通学か通信(Web・DVD)かのどちらかを選べます。

通学なら決まったスケジュールにて受講するので学習のリズムがつけやすく、講師にもその場で直接質問が可能です。

通信講座だと自分から学習していく必要があるので、自己管理が大事になってきます。

しかし、通学なら講義の日時が決まっているので学習への切り替えがしやすいでしょう。

お住まいの地域や仕事などの関係で通学が難しい場合でも、通信にて勉強できます。

1人1人のケースに応じて受講スタイルを選べるのは大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

自習室が使える

LEC受講生は自習室が使えるのもメリットです。

通信講座だと校舎自体がなくて自習室が使えず、勉強場所に悩む可能性があります。

自宅だと勉強に集中できないという人や、仕事帰りなどに校舎によって自習したいという人もいるのではないでしょうか。

集中できる環境の中で高い学習効果を得る上で、自習室が利用できるかどうかは大事な要素です。

LEC行政書士講座のデメリット

本章ではLEC行政書士講座のデメリットについて説明していきます。

受講料は割高

LEC行政書士講座の受講料は大手予備校の中では普通ですが、通信講座と比べると割高です。

LECでは標準的な入門講座が20万前後である一方、通信講座では5万円から10万円程度の価格帯となっています。

LECにも「S式合格講座」という格安の講座はあるものの、カリキュラム的にはだいぶ絞っている点でやや不安があります。

カリキュラムは充実してて、合格率も高いので、安心は買えますが、それでもやはり受講料が高いと感じるなら通信講座も検討してみましょう。

安くてカリキュラムが充実している通信講座としてはクレアールなどがあり、5万円程度で受講可能です。

クレアールやその他格安の講座については下記の記事もぜひ合わせてご覧ください。

クレアール行政書士講座を評判・口コミと合わせてレビュー

続きを見る

安い行政書士通信講座おすすめ5選を比較!【5万~10万】

続きを見る

カリキュラムが多すぎる?

LECの売りは充実したカリキュラムですが、逆にそのボリュームが多すぎて、人によっては消化不良となるリスクもあります。

カリキュラムは良くても、全てしっかり消化しなければ受講する意味がありません。

時間がないなら、合格を目指す上で必要最小限に絞ったカリキュラムを完璧にしたほうがよい場合もあります。

LECはある程度余裕を持って合格したい人には最適ですが、時間がなく、合格に必要最小限のカリキュラムで本試験に臨みたいという人にとってはややミスマッチかもしれません。

時間がないならカリキュラムを必要最小限に絞っている通信講座のほうがよいです。

オンライン学習環境が不便

LECではWebにて講義を視聴でき、オンライン学習環境自体はありますが、通信講座と比べると使い勝手は劣ります。

例えば、スタディングはオンラインで全ての学習(講義視聴・テキスト閲覧・問題演習)が完結できますし、フォーサイトも独自のeラーニングシステム「ManaBun」にて学習が可能。

オンライン学習環境が不便だと紙媒体の教材を出し入れしたり、持ち歩いたりしなければならず不便です。

なるべく学習をオンライン環境で行いたいという人は通信講座の受講をおすすめします。

スタディング行政書士講座を評判・口コミと合わせてレビュー

続きを見る

スタディング行政書士講座を受けてみた感想を紹介!【無料体験レビュー】

続きを見る

フォーサイト行政書士講座「ManaBun」の機能が豊富!無料体験の方法を紹介!

続きを見る

LEC行政書士講座の評判・口コミ

LEC行政書士講座に関する評判・口コミをまとめてみました。

全体的にLEC横溝講師に関する口コミが多く、講義がわかりやすく、教材も質が良いと評判でした。

実際に、横溝講師のコースを取って合格したという人は多く確認できます。

横溝講師がトップクラスの人気があるなということがわかります。

まとめ

今回はLEC行政書士講座を中心に紹介させていただきました。

LECは長年の信頼と実績があり、合格率も高いです。

人気と実力を兼ねそろえた講師の指導の下、充実したカリキュラムをこなせば着実に合格を目指せるでしょう。

ただ、受講料は高く、オンライン学習環境も万全ではありません。カリキュラムも人によって向き不向きがあります。

有名で大手の予備校というだけでLECを選ばず、他の予備校や通信講座ともしっかり比較検討した上で受講する講座を決めましょう。

-行政書士講座